製品情報

イラックス®スリーブ

カテゴリー一覧へ

屋外で仕様を考慮した熱収縮チューブです。

イラックス®スリーブは、架橋したプラスチック材料を使用した、主に内径が大きなインフラ用途の熱収縮チューブです。内側にホットメルト接着剤を設けた熱収縮チューブは、加熱収縮と共に防水性を発揮します。

イラックス®スリーブ
特長
  • (1)電力ケーブル用途
    6kV以上の電力ケーブル端末・ジョイントにおいて、電力ケーブルの遮蔽層を剥離する為、電界が不均一になり、何らかの方法で電界緩和(ストレスコントロール)する必要があります。
    体積抵抗率と誘電率を適切な範囲でコントロールした電解界和(ストレスコントロール)用の熱収縮チューブがあります。また、課電部とアース部の間に発生するトラッキングに対して強い熱収縮チューブがあり、カーボンを含まずに高い耐候性を持った熱収縮チューブです。また、低圧ケーブルのジョイントに適した熱収縮チューブとして内側にホットメルト接着剤を設けた熱収縮チューブがあり、絶縁性と防水性を発揮します。

    (2)配電盤用途
    配電盤内の母線(ブスバー)の相間、相-アース間の絶縁用として、曲がったブスバーへの挿入を考慮した柔軟な難燃性の熱収縮チューブがあります。

    (3)CATV・携帯基地局用途
    コネクター部の緩み止め、ケーブルのシュリンクバックの対策として、熱収縮チューブが使用されています。これらの用途には、ホットメルト接着剤を内側に設けた熱収縮チューブが使用されています。

    (4)土木・橋梁・プラント用途
    崖崩れ防止用のアンカーの防水用として、ホットメルト接着剤を内側に設けた熱収縮チューブが使用されています。この用途には、水圧に耐える高い防水性を要求されており、これに応える熱収縮チューブがあります。
    また、橋梁用として落橋防止装置にも、化学プラントでは電線管の防錆用として使用されています。

    (5)ビル・鉄道車両用途
    ビル内の配線の接続部には、難燃性の熱収縮チューブが使用されています。
    鉄道車両には、燃焼時に煙の少ないハロゲンフリーの接着剤付きの熱収縮チューブが使用されています。
よく使われる分野
●電力ケーブル
配電盤
CATV・携帯基地局
●土木・橋梁・プラント
●ビル・鉄道車両

型番・仕様など

※当社の照射製品カタログは全てRoHS指令対応品です。 カタログ内に、RoHS指令対応と表記しております。

 
品名
適用
規格
燃焼性
硬さ
厚み
収縮
倍率
接着剤
特長
1
当社
規格
可燃
柔軟
中厚
1/3倍
一般防水用
2
当社
規格
可燃
半硬質
中厚
1/3倍
機械的強度
一般防水用
3
当社
規格
可燃
半硬質
1/3倍
機械的強度、
低電圧ケーブル
接続部絶縁
4
当社
規格
可燃
半硬質
1/6倍
高倍率チューブ
5

車材
燃試
(*1)

難燃
柔軟
中厚
1/3倍
ハロゲンフリー
難燃
6
当社
規格
難燃
柔軟
中厚
1/2.5倍
ブスバー絶縁用
(~AC24kV)
7
当社
規格
難燃
柔軟
1/2.5倍
ブスバー絶縁用
(AC36kV)

(※1)車材燃試:国土交通省 鉄道車両用材料燃焼試験

備考

  • ※特性・サイズ等の詳細は各カタログをご参照ください。
service desk|本製品に関するお問い合わせ

イラックス®スリーブに関するお問い合わせ・ご要望は下記のお電話番号・お問い合わせフォームで承ります。

照射営業部(東京)
03-6406-2639
照射営業部(大阪)
06-6220-4260
照射営業部(名古屋)
052-963-2834

お問い合わせ

ページトップへ